【魂の空模様】 2014年度版 無料占い

1月生まれ

関係性が生まれる。それは既存のモノが更に深化することもあれば、全く新しく感じるかもしれない。ゆっくりと育むような気配と生活を一変させるようでもあり。根底には愛があり癒されるような感じ。そんな時間の中で決断を迫る場面が訪れる。ある種の冷静さは一方に肩入れをしたような歪みを持ち、周囲から反発に遭いそうでもある。正しさと間違いといった簡単な構図ではなく、それらの経験から自分の場所を知ったり、次の場所を探そうと思うきっかになったり、今ある場所を守ろうという動きになったりする。

 

2月生まれ

まずは衝突から始まる。頑固な者、我を通そうとする者、とにかく全に否定的な者と多様に富む。一見すると各々の違いは東西南北のように反対を向いているようで相容れないが、実は大きな差はなく、どこから眺めるかの違いに過ぎない。無条件の容認ではなく一定の理解をしあえた時から事が動き出す気配。何の実績も根拠もない挑戦だが実に楽しめる。没頭するあまり周囲が見え無くなる、見なくなる偏りもでてくるのでメリハリのある生活を心がけることが長く楽しむ秘訣になりそう。衝動的な一年になりがちなので、時々セルフチェックとして定期的な評価を忘れずに。

 

3月生まれ

とてつもない成長の過渡期となる一年。実年齢と精神年齢のギャップを楽しめるような驚きと新鮮さがある。できると思っていたことがまだ半人前の領域であったり、知識として持っていたことが既に時代遅れであったりと。良い意味での裏切りや実が熟すのを待つワクワクとドキドキ。想像を超えるような拡がりや嬉しい誤算となる評価を楽しむ。可能性としては無限であり、諦めるとは無縁になりそう。思い立ったら信じる以外に道はなく、少々の失敗は堂々と立ち振る舞った勲章のようにあなたに誇りをもたらすでしょう。

 

4月生まれ

成功と挫折と迷いが交差する。余りにもトントン拍子で早すぎる成就により威張ってしまうのかもしれない。成り上がりの品の無さは個人としての魅力も失わせる。利用しているつもりが利用される立場になり、人が信じられなくなれば更に人は遠のく。そんな負の循環の中で意固地になってしまうのかも。やがて身を守るために本心を隠し、誰の声も聞こえなくなる。他人の評価ばかりに気を取られ自分の心を見失わないように、比べるならもっと大きな相手がいい。到底叶わない、到底挑もうとは思わないモノ。時に畏怖や尊敬すら抱くような自然があなたを大事にしてくれるだろう。人生は瞬きする間に終わってしまうことを忘れないように。

 

5月生まれ

膨大な思考の渦に巻き込まれる。しなければならぬことと、してはいけないことの境目みたいな曖昧な部分。考えぬいて疲れ果て全てをやめてまた始めることの繰り返し。自責の念に因われて己を卑下してみたり居直ってみたり。求めるのはいつも最良の結末であり、得られぬことへの恐怖が悩ませるのかもしれない。責任感の強さは同時に自らを縛る鎖になり、あなたを苦しめる。誰のために、と考えた時に一筋の光が見える。自分1人の力は微々たるものであり、相手も同じように微々たる力しか持ち合わせていない。待つことの意味や効果を知り得た時に生まれる余裕のようなもの。それがこれまで見つからなかった本質であり、これまでの自分のしてきたことがお節介以外のなにものでもなかった、と大笑いできるようだ。

 

6月生まれ

勢いと思い込みが原動力。知らぬが仏の精神。恐れないのは相手の力量を知らぬが故。知らないから挑戦できる若い勇気。懐に飛び込んでみて叩きのめされ、そして世界の大きさを痛感する。代えがたい経験で落ち込むことはなく、むしろ前にも増してやる気が沸き上がってくるような年になりそう。後半に差し掛かり、ポジションを得た時に大きな展開がやってくる。これまでの無邪気さはなりをひそめ、立場をわきまえた行動に不可欠なもの手にするために動き出す。そこには更に大きな宿敵が立ちはだかり、しかも1人ではなく複数だが、諦めることはないだろう。

 

7月生まれ

大切な何かを忘れたまま日々をこなすことに精一杯となりそう。それなりの結果を出して応じた成果も勝ち取るが心は満たされそうにない。もっともっと、といった貪欲さとは違い、いつも喉が渇くような不安に似てる。不安を解消するために誰より頭ひとつ抜きん出ることに拘り続け、更に潤いを失うような矛盾。そんな時に訪れるうまい話があなたを堕落させる片道切符となりそう。行きは楽しいが帰る術は端から用意されていない。堕ちた先には綺麗な華が咲いているが決して愛でてはいけない。墓場まで持っていけるものは幾つもない。

 

8月生まれ

なぜ、どうしてを自問する。他人に有って自分には無いもの。それが分からず勘違いしたまま突き進んでみたり、大きな口を叩いてみたり。成功が何を指し示すのか、何が欲しくて頑張ってきたのかをもう一度見直す一年。何かを諦めるのではなく、手放すとは一体なんのかを身をもって知る。知識として得たら知恵として使うためにはどうすればいいのか。答えは簡単ではなく教えてもらうものでもない。結論を急くにはまだ遠く、諦めない限り問は続く。諦めた時に問は問ですらなくなり応えとなりそうな気配。

 

9月生まれ

幸せとは小さな欠片であり全体を見通すのは難しい。見る角度に依って仏にも鬼にも見える岩も、岩でることに違いはない。それをどう見るのかは自分次第。満たされることは満足でもあり、失う不安をも連想させる厄介なもの。足りないと思えばどこまでも貪欲に、足りたと思えばどこまでも怠惰になるもの。奪う者は奪われる身に転じても人の痛みに気づかないのかもしれない。ちっぽけな感謝という陳腐な響きではなく、自分が誰かに及ぼす影響に意を注ぐような生き方があなたを導きそう。孤独を感じたならまずは自分の振る舞いを疑うべき。

 

10月生まれ

不安を解消するにはいくつかのアプローチがありそう。ひとつはがむしゃらに動き続ける。ひとつは見て見ぬふりをする。ひとつは興味を失うこと。だが、どれを取っても一時しのぎ。原因不明な病はその対処法が見つからず効果的な治療ができない。決して破られることのない約束が欲しいのなら、まずは自分が約束することから始めればいい。何が在って他人のせいにせず、ひたすらに守りぬけばよい。そして当事者間という小さな枠組みから離れ、運命という大きな輪に参加する権利をもたらす。それが運命を選択する唯一の方法であり、そこには不安という概念はなくなっているのかもしれない。

 

11月生まれ

チャンスの神様は不公平。希望無き者にはチャンスすら与えられず、望む者には何度も与えられる。あなたがまだ小さき者で大きな者を目指すのならそのチャンスは訪れる。そこに善悪の差別はなく、膨大な中から自分で取捨選択するような感じ。貧乏くじであっても引いたのは紛れもない自分自身。最後までやり切ることも権利に含まれていることを忘れてはいけない。奇跡なんてものは無く、当たり前のことを当たり前に信じる稀少な心が他者には奇跡に映るだけ。実直に生きるも不正を働くもあなたを創る血肉となるだろう。

 

12月生まれ

我を通せば更なる強い我とぶつかる。お金があれば困らない、手助けして貰えれば助かるのに誰も手を貸してくれない、という恨み節。自分のモノは自分のモノ、欲しければ自分で働けばいいいと、他人事なら言えるのに。あなたも社会の輪の中に在ってあなたも重要なキャストであることを忘れてはいけない。よりよく助け合うために必要な意見を押し殺さず、奪い取る行為に賛同せず。依存心が両方向で成り立つと気づくなら、自ずと人に優しくなれるのに。多くの人が去ってしまう前にあなたが去ってしまうのは悲しい。

 


 

『魂の空模様』は未来や結果を保証するものではありませんが、思考と感情のバランスを保ったり、新しい気づきを得るための参考にしていだけますと幸いです。

 

霊視・タロット・数秘術・ルーン占い   柏木 蓮