【魂の空模様】 2012年度版 無料占い

2012年度を一年単位・誕生月毎で占う特別バージョン。

 

【1月生まれ】

混沌と不条理。それは早とちりと疑心から始まる。愛はその深さ故、時に汝を苦しめる。しかしそれは人として男(女)として大いなる成長の過程であり、一切の無駄はない。逃れようとすればする程に追いかけくるものは愛の化身である。汝がそれを受け入れるなら相手は応えようとするだろう。ふと気づいた時、双方の中には脈打つ静かで確かな血液が循環している。

 

【2月生まれ】

敵をなぎ倒す勇猛果敢な行動と熱意。目的達成の為に折れない心がそれを後押しするのだ。しかし欲しいものを手に入れ美酒に酔いしれた時、幸せは急速に色を失うだろう。言い得ぬ不安は孤独に似ている。本来の目的は何であったのか、何を得ようとしたのか。得たものと引き換えに失ったものへの愛着が沸き起こる。それは自然な回帰であり真理を得る瞬間である。しかし案ずるな、過去を取り戻すのではく過去を活かして新たに始めればいいだ。

 

【3月生まれ】

人の心に触れるだろう。これまで外界から視ていた視点は切り替わり、内界からになる。それは良くも悪くも人の歓喜や悲観や欲望に触れることとなる。汝が思う優しさと人が与える優しさの違い、価値観の違いに落胆するが至極当然。他者と汝の違いは『汝は他者ではない』ということに尽きる。違いこそが美しさであり、求め求められる磁力となるのだ。それは良い出会いとなって現れるだろう。

 

【4月生まれ】

大きな転換を選択するだろう。辛く厳しいその選択は心を引き裂くほどの痛み。これまでの経験と正当な権利すら無に還る。そこまでする価値はこれからの輝かしい人生の為を意味する。全ては納得の上であり、強い決意を伴うのだ。短期で見てその転換を嘲笑う者がいるが、戻ってはならない。結果が出て自信を得るまで続けねばならない。汝は中途半端では満足する程安くない。

 

【5月生まれ】

自制と我慢、謙虚であれ。衝突は汝の中と外で発生する。それは誰かのせいではなく全ては意見の違いである。そこに善悪はなく悪意も存在しない。多種多様な意見は多種多様な結果を求めるが故であり、云わば個性なのだ。微細な事象や結末に囚われるより、より大きな世界観が必要となる。必要なものは必要な時にこそ手にすべきなのだ。さすれば自ずと最善のタイミングを見極められるだろう。

 

【6月生まれ】

結論を急いてはならない。答えは求めれば簡単に手に入るが大事なのはその過程なのだ。旅はその道程を楽しんでこそ意味がある。単純に目的地に辿りくことは単なる移動であり、その違いを理解せねばならない。違いに気づけば起こっていることの意味を深く考え、心の傷を癒す特効薬となるだろう。汝の身の上を嘆いてはならない。本当の光は遥か遠く深い場所に眠っている。見失わずに進むのだ。

 

【7月生まれ】

始まりは甘く優しく。世界中の幸せを手にしたかのような悦びに包まれるだろう。しかしそれは同時に重く不自由な足枷にもなる。それで尚突き進む情熱は本物である。信じて疑わないその行為は時に激しい怒りと荒々しい暴挙になるが、それは若さ故。若さが物事を推し進める原動力となるのだ。苦労した以上の対価は得られないが、得るものは何事にも代えがたい純粋で美しく、力強い経験値となって汝の精神を支えるだろう。

 

【8月生まれ】

現実とはかくも厳しいものなり。戦いで得るものは無情。勝ち負けとは別の次元での空虚であろう。一心不乱の行為そのものに罪はないが、どこか寂しい気持ちに支配される。戦えば戦うほどに虚ろになっていく心。それを救う唯一の手立ては争わずして収めることにある。他者を騙すのではなく信じること、他者を陥れるのではなく救うことにあるのだ。人の痛みを知る者であるが故の平和の法則がそこにあるのだ。

 

【9月生まれ】

必要とするものは全て与えられるだろう。それは金であり愛情であり過不足ない生活である。まだ稚拙で洗練されてはいないが、しっかりとしっとりと汝に寄り添う。生まれた余裕は周りを巻き込んだ大きな波となり、新しい価値を創造するのだ。全てのことに感謝と慈悲を以って臨み、よき規範とならねばならない。そうすることが社会への還元となり汝をより柔軟に美しく磨き上げるだろう。

 

【10月生まれ】

凛とした輝きは神々しいまでに。一歩下がったその姿勢と、数値化できないが記憶に残る行いは多くの者から賞賛され愛される。しかし、不自由のない生き方は多くのものの上に成り立っているを忘れてはならない。決して独りの力でなく愚直な努力の賜物なのだから。慢心や欲をかかねばその輝きは続き、深い愛情を紡ぎ続けることとなるだろう。

 

【11月生まれ】

偏見と慢心が判断力を奪う。準備は万端、計画も戦略も申し分ない。しかしそこに情熱は加味されていない。計画通りに進まないのが計画であると知るよい機会となるだろう。相手の心を掴んでこそ物事は上手くいく。理論は所詮机上の空論なのだ。実際に現場に赴き人と触れなければならない。他者が何を考え何を欲しているのかを肌で感じてこそ、計算では導けない答えを得るのだ。

 

【12月生まれ】

苦悩の鎖は徐々に崩れ落ちる。それは天真爛漫という逆転の発想から産み落とされる。汝を縛り付けたのは自分自身。救うものまた汝自身なのだ。眼から鱗が落ちた後の世界は光に溢れ暖かく美しい。艶と生命を感じることこそ最初の一歩となるだろう。まだ未完成の世界は可能性に溢れ、いかなる束縛も存在しない。望めば行動し長い時間をかけて達成することが可能なのだ。

 


 

 

霊視・タロット・数秘術・ルーン占い   柏木 蓮